株式投資は、多くの人にとって資産を増やす手段の一つとして魅力的な選択肢です。しかし、株式市場は複雑で予測不可能な要素も含んでおり、初心者にとっては理解が難しいこともあります。PER(Price-to-Earnings Ratio)とPBR(Price-to-Book Ratio)は、株式の評価に用いられる重要な指標であり、この記事ではこれらの指標を活用して銘柄を選ぶ方法について解説します。
それでは詳しく見ていきましょう。
目次
- 1.FXが取引できるおすすめ口座
- 2.PER(Price-to-Earnings Ratio)とは何か?
- 3.PBR(Price-to-Book Ratio)とは何か?
- 4.PERとPBRを使った銘柄選びの方法
- 5.まとめ
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PERとは、株価を1株当たりの利益(EPS:Earnings Per Share)で割った値を指します。式で表すと、PER = 株価 / EPSとなります。PERは、企業の株価が1株当たりの利益に対してどれだけの倍数で取引されているかを示す指標で、高いPERは株価が利益に比べて高く評価されていることを意味します。一般的に、低いPERの銘柄は割安とされ、投資家にとって魅力的な選択肢となることがあります。
PBRとは、株価を1株当たりの純資産(BPS:Book Value Per Share)で割った値を指します。式で表すと、PBR = 株価 / BPSとなります。PBRは、企業の株価が1株当たりの純資産に対してどれだけの倍数で取引されているかを示す指標で、低いPBRの銘柄は企業の実態に対して割安であると考えられることがあります。
4.1. 過去のPERとPBRの推移を調査する
過去のPERとPBRの推移を調査することで、銘柄の相対的な割安・割高度を把握することができます。特に、過去数年間の推移を確認することで、株価が業績にどれだけ敏感に反応しているかを理解することができます。
一般的にPERが15倍以下、PBRが1倍以下を割安銘柄といわれています。
4.2. 同業他社と比較する
銘柄のPERやPBRの数値だけを見るのではなく、同業他社と比較することで相対的な評価を行いましょう。同業他社に比べて低いPERやPBRを持つ銘柄は、競争力が高く割安とみなされる可能性があります。
4.3. 業績の将来予測を考慮する
PERやPBRだけでなく、企業の将来の業績予測も重要な要素です。業績が改善する見込みがある場合、現在のPERやPBRよりも割安となる可能性があります。
PERとPBRが割安のとき、好決算が出た銘柄はねらい目です。
4.4. ディスカウントキャッシュフロー(DCF)を用いる
DCFは、将来のフリーキャッシュフローを現在価値に割り引いた評価手法です。PERやPBRとは異なる視点から企業の評価を行うことができるため、総合的な判断に役立ちます。
4.5. リスクを考慮する
PERやPBRを使って銘柄を選ぶ際には、リスクを考慮することも大切です。業績が悪化した場合にどれだけ株価が影響を受けるか、財務面のリスクはないかなどを慎重に分析しましょう。
PERとPBRは、株式投資において重要な指標であり、銘柄選びに役立つツールとなります。しかし、これらの指標だけで銘柄を選ぶのではなく、過去の推移や業績の将来予測、同業他社との比較など、総合的な視点で判断することが大切です。投資はリスクを伴うものであり、慎重な分析と情報収集が不可欠です。株式市場の変動には注意しながら、賢明な投資を行っていきましょう。