ゴールド&シルバーは値動きが激しく、短期間で急激な変動が起こることがあります。
そのため、トレードで高いリターンを得ることができる可能性はありますが、
同時にリスクも大きくなります。
しかしゴールドとシルバーは商品の癖を覚えることでFX初心者の方であっても
勝ちやすいといわれています。
そこで今回はそのゴールドとシルバーのトレード方法について厳選した
重要ポイントや実際にトレードしている時に重視しているところだけに
絞って解説していきます。
今回の記事を見ることでゴールドとシルバーを得意商品にすることができて、
人によってはこの2つの商品を取引さえすればFXは勝てるという状況まで
持っていけますので、最後まで読んでいただけますと幸いです。
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ポイント① 相関、逆相関を見る
相関、逆相関と聞くと、難しそうで覚えることも多いように思いますが
相関を見るならゴールドとシルバーに加えてドル円のチャートを見てください。
ドル円の他にもゴールド&シルバーの指標になりうるものはありますが
馴染みのないものを見ても混乱するので、最初のうちはドル円のみで十分です。
具体的には
ゴールドとシルバーが相関で、ドル円とゴールド＆シルバーが逆相関だと
とりあえず頭に入れておいて欲しい。
つまりゴールドが上昇をするときはシルバーも上昇をするし
ドル円が上昇をするときは、ゴールド＆シルバーは下降するということになる。
ただし、基本的には相関、逆相関でチャートが形成されていくが、
完全に一致するかというとそうではなく、この相関、逆相関が全く効かない時や
反対になることもあるのでこれは気をつけないといけない。
過信しすぎでのトレードは禁物です。
使い方
例えばゴールドとシルバーのチャート見たとき、直近高値のラインを先に
上抜けてる方が先行指標となる。ゴールドが先にラインを抜けていたとすると
先行指標として機能するのはゴールドである。
つまり、シルバーは後から追いつくように上昇すると見て、ロングを
狙うことができる。以下の画像はゴールドとシルバーを比較した画像である。
４時間足のチャートだが似たような形状をしているのがわかります。
注意点としては先行指標があるとしても、シルバーの方に根拠が弱ければ
負けてしまうことがある。ゴールドとシルバーどちらが先行指標になるかは
その時々によって変わることを注意してほしい。
いくら先行してるからといって根拠なしでエントリーは良くないです。
どちらとも根拠がありしかも方向も一致してるとなると今までの経験からも
まず負けることはないと思うので安心してエントリーできる。
先行指標の見極めのコツとしては純粋に勢いよく動いてる方を見たり
根拠が強そうな方を優先すると当たりやすくなる。
次にドル円について解説
ドル円は基本逆相関なので単純にドル円が下がりそうな時に
ゴールドとシルバーでロングをする。上がりそうな時はショートを
する。ただ、ゴールドとシルバーの相関に比べるとドル円の逆相関の
精度はあまり高くないのでそこまで信用してはいけない。
それではどのように使うべきかというとドル円にエントリーサインが来たと
同時にゴールドとシルバーで逆のエントリーサインが来た時だけトレードを
すると一気に勝ちやすくなる。
例えば、ドル円がダブルトップを作っている時に、ゴールドで逆三尊を作っていたら
この後ゴールドは上昇する確率が一気に高くなるのでエントリーがしやすくなる。
こういうチャンスが重なる時はいつもよりロットを上げて大きな利益を
狙ってほしい。
これを意識するだけでもかなり勝ちやすくなります。
ポイント② エントリーの方向は固定させる
ゴールドとシルバーはその商品の特質上一方向に進むことが多い。
しかも上げのターンと下げのターンがはっきりしている。
そのため日足や週足でトレンドを見つければ、あとはその方向に固定させて
エントリーをし続けた方が勝ちやすくなる。
トレンドに順張りする
これが他の通貨ペアであれば上昇トレンドが始まったと思ってもすぐに
否定されたり長期足と短期足のトレンドが度々ずれるのでエントリーが
しにくいことがよくある。
よくゴールドシルバーをエントリーをしている人でロングとショートを
切り替えながらどっちもエントリーをしている人がいるが
難易度が高いので仮にロングと決めたら落ちたら買う、落ちたら買うと
繰り返した方が簡単だし利益額も大きくなる。
この方向を固定できるというのがゴールドとシルバーの強みで進む方向が
わかればあとはどこまで押し戻りをするかを見極めるだけとなり
トレードが一気に簡単になる。
ポイント③ エントリータイミングはラインで測る
例えば、4時間足以上で意識されている高安のラインに対して押し戻りをつけるまで
待つということ。
いわゆるサポレジ転換が起きているラインでエントリーをするとベストエントリーに
なりやすい。
過去のチャートを見てみると、意識されているサポレジ転換が起きているラインを背に
目線を固定してひたすら繰り返してるだけでかなり勝てる。
このサポレジ転換は他の通貨ペアや商品でも度々見かけることではあるが、
ゴールドやシルバーにおいてはエントリーのタイミングとして機能することが
多く、逆に言うとゴールドとシルバーはわかりやすいチャートパターンを作りながら動く
ことの方が少ないので綺麗なエントリーパターンを待っていたらいつまで経っても
エントリーができない。エントリーをする際はラインを意識してほしい。
エントリーをする時はラインから次の意識されるラインまでの
イメージを持つことと、どのラインまで引きつけるかを意識することが
大事になる。
その上でポイント②で述べた通りに方向を固定することができれば
それだけで勝率がかなり安定してくる。
また、斜めラインであるチャネルや切り下げ、切り上げラインの抜けも
他の通貨ペアより有効で、これらの斜めライン抜けが天底のサインとなって
その後一気に伸びるケースが本当に多いので、これも合わせて覚えておいてほしい。
ポイント④ ゴールドの季節的要因
ゴールドの季節的要因とは、特定の時期や季節において需要と供給に影響を与える要素があることを指します。これらの要因は、歴史的な価格データや市場の動向から観察することができます。以下に、春、夏、秋、冬のそれぞれの季節におけるゴールドの動きの特徴をまとめます。
春
中国の新年:
春節（旧正月）は1月下旬から2月中旬にかけて祝われるため、その前後に中国国内での金の需要が増加します。特に贈り物としての需要が高まります。
インドの結婚シーズン:
インドでは、1月から3月にかけて結婚シーズンがあり、この期間に金の需要が増加します。結婚式で金のジュエリーが人気です。
夏
相対的な低需要期:
夏は一般的にゴールドの需要が低下する時期とされています。これは、主要な金消費国であるインドや中国での大きな祝祭やイベントが少ないためです。
投機的な動き:
夏は比較的取引量が少なくなるため、投機的な動きが増えることがあります。このため、価格のボラティリティが高くなることもあります。
秋
インドの祝祭シーズン:
9月から11月にかけて、インドではディーワーリーやダシェラなどの重要な祭りがあります。この時期に金の需要が急増します。
ウェディングシーズンの再開:
秋はインドで再び結婚シーズンが始まり、金の需要が増加します。
冬
クリスマスと年末年始:
欧米諸国ではクリスマスシーズンがあり、この時期に金のジュエリーや贈り物としての需要が増加します。
中国の新年の準備:
中国では年末にかけて新年の準備が始まり、金の需要が増加します。新年の贈り物としての需要が主な要因です。
季節的パターンのまとめ
春: 中国の新年とインドの結婚シーズンにより、需要が高まる傾向。
夏: 相対的な低需要期であり、投機的な動きが目立つことがある。
秋: インドの祝祭シーズンと結婚シーズンが重なり、需要が増加。
冬: クリスマスと年末年始、中国の新年準備による需要増加。
これらの季節的要因を理解することで、ゴールドの価格動向を予測する際に役立ちます。特に、需要が高まる時期に先んじてポジションを取ることで、取引戦略をより効果的に立てることができます。
まとめ
今回はゴールド&シルバーを取引するときに必ず見るべき4つのポイントについて解説した。
ゴールド＆シルバーは高いリターンが期待できる一方で、リスクも大きく、トレードには
高度な知識やスキルが必要だが、この4つのポイントを意識するだけで勝率をあげることが
できる。
十分な準備をして、冷静かつ計画的なトレードを行ってFXで勝って収益を上げていってほしい。
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