ストキャスティクスの使い方と設定値 これで勝率アップ

FX

FXトレードにおいて、テクニカル分析は重要な役割を果たします。その中でも、ストキャスティクスは多くのトレーダーに利用されている人気の高いテクニカル指標の1つです。ストキャスティクスは、買われ過ぎ・売られ過ぎの範囲を示す指標であり、相場の転換点を予測することができます。しかし、適切な設定値を選ばなければ、正確なシグナルを得ることはできません。本記事では、FXトレードにおけるストキャスティクスの使い方と、適切な設定値の選び方について解説します。
それでは詳しく見ていきましょう。

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ストキャスティクスとは?

ストキャスティクスとは、相場が過買いまたは過売り(買われ過ぎ・売られ過ぎ)になっているかを判断するためのテクニカル指標の一つです。株式投資においても用いられることがありますが、FX取引においてもよく使用されます。

ストキャスティクスには、主に2つの線があります。一つは%K線、もう一つは%D線です。%K線は、現在の価格が、過去の価格の中でどの程度の位置にあるかを表します。一方で、%D線は、%K線を平滑化したものであり、トレンドを表します。

✅平滑化とは?
連続的なデータ処理において、他のデータよりも大きく乖離しているデータを平均化、
あるいは除去することにより、合理性を保つこと。

ストキャスティクスは、主に2つのライン(線)で構成されていますが、これらの線のクロスや、水準の上昇・下降などから、相場の過買い・過売りの状況を把握することができます。

ストキャスティクスの使い方

ストキャスティクスを使用する際には、以下のようなポイントに注意することが重要です。

①設定期間を選択する
設定期間とは、%K線や%D線を計算する期間を指します。長期的な相場変動を見る場合には、長めの設定期間を使用することが望ましいです。一方、短期的なトレンド転換を見極める場合には、短めの設定期間を使用することが有効です。

例えば、日足チャートを見て、短期的なトレンドを判断する場合には、5分~15分程度の設定期間を使用することが推奨されます。

②ラインのクロスに注目する
ストキャスティクスは、主に2つのライン(線)で構成されていますが、これらの線のクロスに注目することが有効です。

%K線と%D線がクロスした時、それぞれの位置関係によって、買いシグナルや売りシグナルが出ます。

例えば、%K線が%D線を上から下へクロスした場合には、売りシグナルと判断することができます。一方、%K線が%D線を下から上へクロスした場合には、買いシグナルと判断することができます。

また、%K線が80以上、%D線が80以上になると、相場が過買いになっていることを示します。一方、%K線が20以下、%D線が20以下になると、相場が過売りになっていることを示します。

③トレンドラインを引く
ストキャスティクスは、単体で使用することもできますが、他のテクニカル指標と併用することで、より効果的に相場の状況を判断することができます。

例えば、トレンドラインと組み合わせて使用することで、相場のトレンドの変化点を把握することができます。トレンドラインは、相場の変化を表すラインです。相場が上昇トレンドにある場合には、トレンドラインを引く際に、価格の下降局面で引くことが有効です。一方、相場が下降トレンドにある場合には、価格の上昇局面でトレンドラインを引くことが有効です。

トレンドラインを引くことで、ストキャスティクスのクロスや水準が重要なポイントとなる場所を見つけることができます。また、トレンドラインが上向きの場合には、買いシグナルとなるクロスや水準のタッチを探すことができます。逆に、トレンドラインが下向きの場合には、売りシグナルとなるクロスや水準のタッチを探すことができます。

ストキャスティクスの具体的な設定値

ストキャスティクスの%K、%Dの設定値については、トレーダーによって好みやトレードスタイルによって異なります。一般的には以下のような設定値がよく使われます。

%K:3日間~14日間程度の期間  %D:3日間~14日間程度の期間の%Kの平均線

また、短期的なトレードには、より短期的な期間を、長期的なトレードにはより長期的な期間を設定することが一般的です。

例えば、日足チャートでのトレードの場合、以下のような設定値を使用することが多いです。

%K:5日間程度の期間 %D:3日間程度の期間の%Kの平均線

また、相場環境によっては、設定値を変更することもあります。例えば、相場が乱高下している場合には、より長期的な期間を使用することで、より安定したシグナルを得ることができます。

しかしながら、設定値はあくまで目安であり、トレードスタイルや相場環境に合わせて調整することが大切です。最適な設定値を見つけるためには、トレードを繰り返し実践し、自分に合った設定値を見つけていくことが必要です。

ストキャスティクスの計算方法

  1. 最初に、特定の期間(一般的には14日間がよく使われますが、期間は必要に応じて変更することができます)の価格の最高値(H)と最安値(L)を収集します。
  2. 次に、現在の期間(例えば、前述の14日間)での終値(C)を取得します。
  3. 以下の式を使って、%K(ストキャスティクスの計算結果)を求めます: %K = (C – L) / (H – L) * 100ここで、Cは現在の終値、Hは過去14日間の最高値、Lは過去14日間の最安値です。
  4. オプションで、%Kに対して平滑化された3日間(例えば)の単純移動平均(SMA)を計算して、%Dと呼ばれる別の値を得ることができます。%Dは更に滑らかな線を形成し、トレンドをより明確に示すことができます。

ストキャスティクスは、通常0から100の範囲の値を取ります。%Kが80以上になると、市場が買われすぎの状態と見なされ、価格の下落の可能性が高まります。一方、%Kが20以下になると、市場が売られすぎの状態と見なされ、価格の上昇の可能性が高まります。

テクニカル分析では、ストキャスティクスのクロスオーバーやダイバージェンスなどを利用して、トレンド転換や逆転のポイントを特定することがあります。ただし、この指標は単独ではなく、他のテクニカル指標や基本的な分析と併用することが重要です。

まとめ

ストキャスティクスは、相場の過買い・過売りを判断するための有用なテクニカル指標です。相場の状況を正確に把握するためには、設定期間やトレンドラインとの組み合わせ、クロスや水準の位置関係などを考慮する必要があります。トレードにおいてストキャスティクスを有効に活用することで、より効果的なトレードが可能になるでしょう。

十分な準備をして、冷静かつ計画的なトレードを行ってFXで勝って収益を上げていってほしい。

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